COPDとはどんな病気?
COPDはタバコの煙などの有害な物質を長い間吸い続けることで起こる肺の病気です。
COPDの患者さんの肺では、空気の通り道である気道が炎症を起こしたり、酸素を取り込む肺胞の壁が壊れたりします。その結果、動いた時に息切れをしたり、慢性的に咳や痰が続きます。
国内の調査では、40歳以上の約530万人、70歳以上の約210万人がCOPDに罹患していると報告※されており、珍しい病気ではありません。
※ Fukuchi Y, et al. COPD in Japan.
Respirology 2004; 9: 458-465.