- COPDの治療 -患者さんを対象とした調査

COPDは若い患者さんにより大きな影響があります

COPDは高齢の患者さんの病気というイメージがありますが、若い患者さんの方が、
より大きな身体的・精神的影響を受けている
ことが分かっています。

日本を含む11か国のCOPD患者1,375人を対象に行われた
国際オンライン調査の結果、以下のことが分かりました。

  • ・若い患者さん(45-54歳)は、高齢の患者さん(65歳以上)に比べて、
    健康状態が悪く、日常生活にも大きな影響を受けています
  • ・若い患者さん(45-54歳)は、高齢の患者さん(65歳以上)に比べて、
    より強い、不安やストレスを感じています
  • ・若い患者さん(45-54歳)は、高齢の患者さん(65歳以上)に比べて、
    より積極的に、医師や薬剤師からのサポートを希望しています

Dekhuijzen R, et al. COPD. 2020; 17: 419-428

COPDの症状があれば、年齢にかかわらず、早めに医師に相談しましょう。