治療を続けていくために大切なことは、患者さん自身が病気に対する理解を深め、病気とうまく付き合う能力を身につけていくことです。このことを「セルフマネジメント」といいます。
「セルフマネジメント」に取り組むと、病気とうまく付き合えていると自信が持て、息切れが和らぎ、不安や抑うつも軽減されます。
やりたいことが普通にできる生活を送るためにも、担当の医師や薬剤師・看護師と協力してセルフマネジメントに取り組みましょう。
日本呼吸器学会・日本呼吸ケア・リハビリテーション学会合同
非がん性呼吸器疾患緩和ケア指針 2021 作成委員会(編).
非がん性呼吸器疾患緩和ケア指針2021. メディカルレビュー社, p91-99
日本呼吸器学会COPD ガイドライン第6版作成委員会(編).
COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第6版 2022.
メディカルレビュー社, p110-111
COPDだと息切れにより、死への恐怖などの不安を感じることがあります。
不安を感じると、無意識に呼吸が浅く速くなり、より息切れを強めます。
その結果、さらに不安になる、という呼吸の悪いサイクルにおちいります。
不安と息切れの悪いサイクルが繰り返し起こる時は、自分一人で抱え込まずに、担当の医師や薬剤師・看護師に相談しましょう。
日本呼吸器学会・日本呼吸ケア・リハビリテーション学会合同非がん性呼吸器疾患緩和ケア指針 2021 作成委員会(編).
非がん性呼吸器疾患緩和ケア指針2021. メディカルレビュー社, p91-99
日本呼吸器学会COPD ガイドライン第6版作成委員会(編). COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第6版 2022. メディカルレビュー社, p110-111
セルフマネジメントを動画で確認してみましょう。
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「COPDと生活の工夫」の動画解説